お米の作りの最初の工程、すじまき(種まき)です。3月28日〜4月3日の間
新潟はまだ寒く、雪の舞っている事もあるこの時期に米作りがスタートします。
まずはケースの中に土を敷き、その植えにコシヒカリの種を機械で蒔いていきます。
種は細菌やカビに汚染されている可能性があるらしく、種子消毒してから蒔くため、お湯に浸けて殺菌します。農薬で処理も出来ますが、安全の為、温湯種子消毒といった方法で殺菌しています。
小さい頃の記憶で、お風呂に浸けていた記憶がありますが、消毒だったのですね・・^ ^;
そして天日干しをして筋蒔き機に投入できるのです。
お米のマットになる土は3種類の土を混合させます。この土作りも結構大変なのです。大きな農場はどうして混ぜるのかは分かりませんが、家ではスコップで混ぜます。重労働です・・。
こうして出来上がったお米の種と、土を筋蒔き機に投入し、箱にお米の種を敷き、またその上に土を被せていきます。
出来上がった箱はビニールハウスの温かいお米の寝室に持って行き、さらに温かくする為、ビニールを被せます。
毎日ハウスの温度を気にしつつ、ビニールを開放し、風通しを良くしたりと温度調節をしていきます。
ですので、この時期の農家はお泊りの旅行は行けません!
田植えまでこの状態で芽を出し、苗を育てます。