14年の新潟県産米の作況指数発表
新潟県の2014年米(26年産米)の作況指数が発表されました。
平年並みを100とし、本年度はわずかに増加の101で確定しました。
5月下旬では好天に恵まれ稲の育成が進みましたが、
8月の日照不足で足踏みし、登熟が不良となり101に落ち着いたと考えられます。
我が中越地方は100の平年並みにとどまり、収穫量は減少。
気象や病害虫による被害が前年より増え、
8月の台風によるものと思われます。
新潟県は作付面積は全国1位ですが、
収穫量は作況指数が107の「良」だった北海道に次いで2位となりました。
北海道は今年調子が良かったようです。
北海道は品種改良等で、お米作りに力を入れているし、
昨今の異常気象にお米作りの気候が合ってきたのかもしれませんね。
今年は東日本は豊作でしたが、西日本は不作の地域が多く
明暗が分かれました。
主食用米の収穫量が今年も減少しました。
おそらく、補助金をたくさん頂ける飼料用米にシフトした農家が多いのでしょうか。
この流れは年々加速していくと予想されます。