すっかり秋も深まり、朝晩は寒くなってきた新潟です。
紅葉も見頃を迎えました。
ところで、今年の新米、わが田上町のある南蒲地区のコシヒカリ
ですが、一等米の割合は72.6%だったそうです。
我が家のコシヒカリも一等米でしたので、その中に含まれています!
この一等米ですが、「見た目の悪い米」の割合が30%未満のものを指しています。
一粒一粒ではなく、ある袋・容器に入ったかたまりで判断します。
かたまりから2000粒くらいのお米を取り出して、「見た目の悪いお米」と
きれいなお米の割合を、機械で調べます。
そしてそれを人の眼でもう一度チェックして、間違いなど無いかどうかみきわめて、
「見た目の悪い米」の割合が30%未満なら1等米になります。
私は、農家に嫁つぐまでは、「一等米=美味しいお米」と思っていました。
でも、基準は見た目なのです。
もちろん、未成熟なものや、割れ米、乳白色のものがたくさん混じった
お米よりも「きれい」なお米のほうが美味しいのかもしれませんが、
なんだか見た目で判断されて値段も変わってくるのは、ちょっと・・・。
実際、数年まえに猛暑の影響で、二等米になってしまったことが
ありました。
でも「美味しさ」を調べる食味値検査では、その前年の一等米だったものより
良い結果だったのです。
二等米だからといって美味しさが劣るわけではないのです。
見た目、味どちらも総合的に見て、一等米を決められれば、買う側にも、
作る側にも、いいのになぁと思います。
まあ、すごく手間がかかることなので、難しいのでしょうが・・・。
お米の見た目は、天候によってほとんど決まってしまうような
ところがあるので、「味とはまた別ですよ~」というのを、
皆さんに知ってもらえるといいなと思います。
新潟農家の新鮮コシヒカリ♪
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