新潟はここ近年にはない湿気が少ないため、暑さもまだサッパリとしたいい感じの
夏になっています。
これから猛暑が襲ってくるのかもしれませんが。
本日は朝6時前からコシヒカリの穂肥え作業を行いました。
普通は噴霧器を使うのですが、30kg近くある機械を背負って田んぼに入るには老体に無理な為、
手蒔きで行います。
長男はまだ若いのですが、30kgはきついので同じく手蒔きで。
その為、噴霧器のほうが何倍と早く撒き終わるのですが、手撒きは結構時間が掛かります。
コシヒカリは有機肥料を使って美味しく育てます。
肥料の匂いはなんだか鯉の餌のような、いいもの詰まっている感じの香りがします。
肥料を撒きすぎると稲が成長し過ぎて倒伏の原因となるので、
稲穂の色や背丈を見極め散布していきます。
ただ撒くだけでなく、意外と気を使っての作業です。
田んぼは溝切り作業で水を2ヶ月近く抜いてあり歩きやすいのですが、
梅雨の降水量が今年は多かったせいか、田んぼによってはぬがって歩きにくいところも多いです。
その為、きつい田んぼも存在します。
歩きながら散布桶を担いで有機肥料を撒いていくのですが、なんだか甲子園のビールの売り子さんを思い出し、
同じ気持ちでスタンドならぬ田面を行ったり来たりを繰り返すのです。。
こういった繰り返しの単純作業は妄想が働きますよね。
途中水分補給で500mlを一気飲みし再開。
無事にコシヒカリの穂肥えも終わりました。
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